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+【第二次亜種聖杯戦争】 【第二次亜種聖杯戦争】 クラス サーヴァント マスター プレイヤー ログ(N1994)セイバー へし切長谷部 ラビエル 李徴 一日目~四日目(遭遇フェイズまで)ライダー 機械仕掛けの神 久下新菜 たつたあげ棒 四日目(交戦フェイズ)~六日目までアサシン シモ・ヘイヘ アイノ・クッカ モノアイ 六日目~十日目(交戦フェイズまで)バーサーカー ノルマントン号 七海 梓 蒼龍 十日~十三日目(交戦フェイズまで)アヴェンジャー ツクヨミ 月詠 フィーネ 結月P 十三日目(交戦フェイズ)~十四日目ルーラー セフィロトの樹 ヒュスタトン おっちー ビースト ザッハーク 向坂 弘 れ・ω・そー +【八月戦争】 【八月戦争】 クラス サーヴァント マスター プレイヤー ログ(N2000)セイバー ヒッパルコス ジウスドゥラ 邪神ちゃん 一日目~二日目アーチャー 李広 影狼 のぶとら 三日目~四日目ランサー 熊のジャンヌ フリント君 みはし ライダー エキドナ はぐれサーヴァント 狐屋 キャスター デルピュネー はぐれサーヴァント 狐屋 アサシン 周防の大蝦蟇 はぐれサーヴァント 狐屋 バーサーカー 大アイアース 小坂凛人 ふる +【第四次亜種聖杯戦争】 【第四次亜種聖杯戦争】 クラス サーヴァント マスター プレイヤー ログ(N2004)ランサー ロームルス サクラ 狐屋 一日目~四日目ライダー ルノー・ド・モントーバン 化野 貂 れ・ω・そー 五日目~十日目キャスター 魔犬レオパルド 常闇 夜空 蒼龍 アサシン 無銘の旅人 スレイブ みはし バーサーカー サルダナパロス ダント 邪神ちゃん +【一年戦争】 【一年戦争】 クラス サーヴァント マスター プレイヤー ログ(N1995)アーチャー アトラス 灰崎 祥吾 みはし ランサー エラズモ・ダ・ナルニ ブンダバー れ・ω・そー ライダー 聖ニコラウス 韮都 悟浄 アピル キャスター キャスター・デジレ 野良鯖 狐屋 バーサーカー ヘラ ラビエル 李微
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あなたは唐突に中空に浮かんでいた。 そこは、まるで小惑星帯のように星々が動き、またぶつかり合っている宇宙空間のようだ。 周囲を見渡すと、銀髪の青年が目の前に立っていることに気づいた。 「やあ。この地に最後まで残ったマスター」 青年は柔らかい物腰で語り掛ける。 「改めて自己紹介しておこう。僕はこの聖杯戦争を司る裁定者、ルーラーのサーヴァント『アルヴィース』だ。 聖杯戦争の本選開始まで、後1時間も無い。そこで君に質問をしよう。君が抱くのが『できれば叶えたい』という程度の願いならば、これ以上は止めておくことをお勧めするよ。 今なら僕に与えられた令呪で、瞬時に君を元の世界へ帰還させる事が出来る。どうだい?」 あなたは言葉を発さないことで、帰還の意思がないことを示した。 「帰る気は無いようだね。では、質問をもう一つしよう」 アルヴィースは指を一本立てた。 「『この聖杯戦争は聖杯のあるべき場所『楽園』に辿り着く者が既に確定している。そして、それは君ではない』」 その言葉をアルヴィースが口にした瞬間、あなたの頭の中を何かが通り抜けた。彼の言ったことは真実であると思うようになった。 「そう知ったとしても、君は戦えるかい? 奇跡に手を伸ばせるのかい?」 聖杯を手に入れるのは自分ではない。そう悟ったあなたの返答は―― 『そうだとしても、確定した未来の後は白紙でしょ? 勝者の横からぶん殴って聖杯を手に入れられる可能性がある以上、未来が決まっていても、まだ現在を変える余地があるなら私は決してあきらめないわ』 『だったらそいつが聖杯にたどり着く道を探り、横から令呪をかっさらって私が願いを叶える』 『僕は別に人を殺してまで聖杯を手に入れる気はないよ。でも最後のマスターがどんな願いを叶えるのか見届けたい』 『辿り着く者が決まっていたとしても、その後聖杯を手に入れるとは限りません。あなたが測定した未来でも現在を変える権利は今を生きる僕たちにあり、そして聖杯を手に入れるのは僕です』 『なら、俺とその一人が生き残った時点で、そいつを死ぬ方がマシな状態まで追い詰め俺の願いを叶えさせればいい』 『私は! そんなこと信じない! 私は聖杯を手に入れて過去をやり直す!』 『波紋の催眠術みてーなこと使って言われても信じられねーな。それに俺は黒幕をぶちのめすのが目的なんだ。聖杯は悪人の手に渡らなければそれでいい』 『聖杯を一目見ようとは思うが、僕はそこまで執着していない。あなたを倒すのは僕の目的の一つだ。特にスタンド能力のようなものを使い、意志を無理やり押し付ける相手は』 『それがあなたの未来予測だとしても、私は聖杯を求めるわ。諦めるよりやって後悔した方がいいもの』 『私は聖杯に叶えるべき願いはありません。ですが最後の一人が私欲で世界に悪意をもたらすのならば、それを止めます』 『……その言葉が真実だとしても、俺は友に会いに行く。絶対に』 『俺は聖杯にたどり着く結果より、そこまでの過程で何を信じたくて、何を願いたいかを知りたい。だから手に入らないとしても戦う』 『そいつがマスター全員を殺しつくした上でたどり着くのなら、そいつの願いと造る世界はさぞ醜いものだろう。俺が手に入れなくても人間は皆必要なら誰でも殺すことが示されればそれでいい』 『なんでそんなこと言うの? ぼくは家族のために、ポーキーにむちゃくちゃにされた世界をなおすために聖杯を使いたいのに。その思いはアルヴィースに聖杯に行けないと言われても変わらないよ』 『それならそのたどり着く人の首にかぶりついて、無理やり私の願いを叶えさせるわ』 『私は……聖杯を手に入れる。そのためならそのたどり着く人が聖杯に向かう途中でその人を殺してでも聖杯にたどり着く』 『貴方は高天原と同じで価値を決める意志がない。ならば私が聖杯とその担い手を見極めましょう。遥かな過去、聖杯と似た力を持つ矛を奪い取った者として』 『もし聖杯が手に入らなくても、私が先輩を殺しさえしなければそれでいいんです』 『……もうあたしに戻る道はねえ。戻っても行っても死ぬのなら戦って死ぬ』 『不可能だとしても最後まで戦う。元々俺は国を相手にしてきたんだ。今更言葉一つで決意が変わりはしない』 『あんたも"大赦"と同じよ。いいように人を操ろうとするそんな奴のいう事なんて信じられないわ。私は絶対に聖杯を手に入れる!』 『それでも俺は最後まであきらめずに戦い、生きるよ』 『『もし人が私に繋がっており、また私がその人と繋がっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる』。私が聖杯に到達できなくとも『人はなぜ出会うのか?』。その「答え」を知る者が現れればいい』 『洗脳など私にとっては無意味だ。聖杯を手に入れるのは私以外にいない』 『とーぜん! だってあたいはサイキョーなんだから!』 『私じゃなければエミリコが手に入れる可能性もあるってことね。たとえ私が死んでもエミリコは必ず元の世界に戻して、あの忌まわしいおじい様を倒してみせるわ』 『その辿りつく者ってのは『主催者』か『黒幕』の事じゃねえのか? もしくは辿り着いたヤツをそいつらが利用するとか。どっちにしても聖杯に繋がる道を見つけ裏から操ってる黒幕野郎をブチのめしてみせるぜ』 『それなら『前』みたいに辿り着く道を探って横からそいつを殺すだけよ』 『俺は俺が聖杯にたどり着けなくても、戦いを止めるため、人を救うため戦うだけだ』 『私はまだ聖杯が何なのかも、どう願いを叶えるのかもわからない。だけどお前の言うことが本当だとしても、私は私を取り戻すために戦う』 『それでも例えばマスターみんなでそこに行きさえすれば、誰が本当にたどり着く人間かなんてわからなくなっちゃうでしょ? 私はそのために戦うわ』 「君の『覚悟』は受け取った。その意志が強く保たれん事を」 あなたとアルヴィースの距離が離れてゆき、小惑星帯のような景色は暗闇に塗りつぶされていった。 ◇ ◇ ◇ 教会内で言峰綺礼とDIOがそれぞれ手を後ろに、前に組んで空中投影パネルの前に立つ。 カウントタイマーが00 00 00 00になった瞬間、パネルにマスターの名前とサーヴァントが並んで表示された。 01.マスター:遠坂凛 サーヴァント:セイバー 02.マスター:巴あや サーヴァント:セイバー 03.マスター:ユウキ サーヴァント:セイバー 04.マスター:レオナルド・ビスタリオ・ハーヴェイ サーヴァント:セイバー 05.マスター:黒岩満 サーヴァント:セイバー 06.マスター:二階堂ルイ サーヴァント:アーチャー 07.マスター:ジョセフ・ジョースター サーヴァント:アーチャー 08.マスター:パンナコッタ・フーゴ サーヴァント:アーチャー 09.マスター:朝倉涼子 サーヴァント:ランサー 10.マスター:胡蝶カナエ サーヴァント:ランサー 11.マスター:静寂なるハルゲント サーヴァント:ランサー 12.マスター:吉野順平 サーヴァント:ライダー 13.マスター:尾形百之助 サーヴァント:ライダー 14.マスター:クラウス サーヴァント:ライダー 15.マスター:エスター・コールマン サーヴァント:キャスター 16.マスター:新条アカネ サーヴァント:キャスター 17.マスター:日瑠子 サーヴァント:キャスター 18.マスター:間桐桜 サーヴァント:キャスター 19.マスター:佐倉杏子 サーヴァント:キャスター 20.マスター:キロランケ サーヴァント:アサシン 21.マスター:犬吠埼風 サーヴァント:アサシン 22.マスター:千翼 サーヴァント:アサシン 23.マスター:エンリコ・プッチ サーヴァント:アサシン 24.マスター:ザキラ サーヴァント:バーサーカー 25.マスター:チルノ サーヴァント:バーサーカー 26.マスター:ケイト・シャドー/エミリコ サーヴァント:バーサーカー 27.マスター:エドワード・エルリック サーヴァント:バーサーカー 28.マスター:和田垣さくら サーヴァント:アヴェンジャー 29.マスター:衛宮士郎 サーヴァント:アルターエゴ 30.マスター:小蝶辺明日子(■■▪■) サーヴァント:アルターエゴ 31.マスター:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン サーヴァント:ブレイド XX.マスター:ミザリィ サーヴァント:アヴェンジャー、フォーリナー 「ミザリィを除いた全マスターの端末に回線を接続」 綺礼が口を開く。 「只今を以って聖杯戦争の本戦開始を宣言する。これより各自元の世界に戻るための扉は消え去り、聖杯を手に入れ帰還できるのはただ一人となった。 その事実を認識し、皆存分に殺し合い給え。そして汝自身を以って最強を証明せよ。 されば『天の聖杯』は勝者の元にもたらされん」 ◇ ◇ ◇ ビッグアイ屋上。 真下で正月のパレードが行進している中、ガラクシアはそれを怒りの念を込めて睨みつけた。 「憎み、恨み、叫び、吠え、全ての者に何物とも知れぬ怒りを抱いてきた同志たちよ」 ガラクシアは高らかに宣言する。 「時は満ちた。今こそ、我らガラクシアの底無き憎悪を存分に叩きつける時だ!」 ガラクシアの胴体から機械の部品が作り出され、一つの何かが構築されようとしている。 出来上がっていく形は、巨大な爆弾だ。 完成した瞬間、ガラクシアはためらいなく起爆。轟音が鳴り響き、爆風が夜空を赤く染めた。 ◇ ◇ ◇ 物質転換炉、特別捜査官ルームにてオペレーターが叫んだ。 「『ビッグアイ』屋上で大規模な爆発が確認されました!」 「録画をズームして爆発の対象を確認」 動揺するオペレーターに対し、冷静にアルヴィースは指示を下す。 「これは……女性です! 女性が爆弾に体を変換しているようです!」 「顔認証システムで全ての監視カメラから同一人物をチェック」 意図が分からないままオペレーターは指示に従い検索を始めた。 「確認できました。対象一致者はB-1地区『Eアイランド』内、D-2地区『ラストアンコール』屋上。D-5地区タウンゼン街、C-6地区ティア―ブリッジ1のケーブル上です。 その全てが、10名以上の武装した人間を連れています」 「起動兵を随伴した防衛隊を出動。武装した人間共々テロリストグループ「ガラクシア」として処理。抵抗するなら射殺も許可」 「了解しました」 驚きを隠せないルーム内のメンバーはアルヴィースに尋ねた。 「捜査官……あれは我々にとって未知の起動兵なのでしょうか……。自我を持つ起動兵は我々も所持していますが」 「あれは憤怒と憎悪の結晶だ。これが未知というならこれから先僕たちはさらに未知なる異変を目撃することになる」 そう言ってアルヴィースはモニターに目を向けた。 「これで全ては始まった。これからは君たちマスターが未来を、世界を創るんだ。 叶うならば、停滞と閉塞の未来ではないことを」 アルヴィースは誰にも聞こえぬ小声で呟く。かつて自身が見届けた『二つ』の『世界創造』を思い起こして。 ――――聖杯戦争、開幕――――
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【レギュレーション】 形式:PvP、NPCあり 難易度:★★☆☆☆ 所要時間:1回3時間程度、複数日に分割 PL人数:3~8人+NPC1人 【シナリオの概要】 ここは温泉で有名な草津町。この地には古くからの巨大な霊地がある。 しかし現在は魔力が飽和状態にあり、特殊な儀式を行うなどで溜まった魔力を発散しなければならない。 その儀式の名は「聖杯戦争」。 7騎のサーヴァントを7人の魔術師が従えて万能の願望器「聖杯」を奪い合う魔術儀式。 魔術協会によって雇われた魔術使いによって、その戦いは開始が告げられる。 【リプレイ・ログ】 https //trpgsession.click/topic-detail.php?i=topic151499397187 ディレクターズ・カット版(キャスター陣営除く) https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/32 【参加者】 ラーミナ・イグニス:セイバー 水元 明良:アーチャー 漆谷るか:ライダー 煤居 秋:キャスター 春原 和子:バーサーカー 赤威 麗華:アヴェンジャー 【NPC】 ランサー
https://w.atwiki.jp/fateonsen/pages/393.html
亜種聖杯戦争の設定 "聖杯大戦"その後、魔術協会は、その地の管理の権利を手に入れた。 その地では、"大聖杯"の喪失により、霊脈の均衡が乱れた。 そして、偶然にも、その地には、数十もの聖杯を呼び出すだけの魔力を有してしまった。 だが、"大聖杯"無くては、今後正規的な聖杯戦争をすることはできない。 ───ならば、"大聖杯"の復活の為に、霊脈の高いこの地を、"召喚の地"としりよう。 ───ならば、この地に別の"聖杯戦争"が起きないために、"亜種聖杯戦争"と名を騙り、"聖杯戦争"を続けよう。 そうして、魔術協会は"亜種聖杯戦争"を始めた。 シスターK シスターKの正体は、ブカレストの調停者(ルーラー)。 彼女は、聖杯に呼ばれたサーヴァントである。 彼女は、"聖杯戦争"に、干渉する気はない。 ───彼女は、只、籠の中で祈り続ける。 謎の男 coming soon ●■▲聖杯大戦 coming soon
https://w.atwiki.jp/222seihaisensou/pages/16.html
「うわっ!寝過ごしーーあれ‥‥?」 チョコこと黒鳥千代子が目覚めたのはもうすぐ6時になろうかという時だった。カーテン越しに射し込んだ朝日に照らされた時計を見て思いの外早起きしてしまった自分を恨めしく思いつつ、あと二時間は寝れるなとすぐさま二度寝に入る。 しかし。 「寝れない‥‥」 なぜな目が冴えている。眠気がやって来るどころかなにか大事なことをやり忘れているような気すらしてくる。頭にかかったもやを払うかのように頭をふり、考えること数十秒。 「‥‥あー、ドリルやらなきゃ。」 ようやくすっきりしはじめた頭で思い出したのは宿題のことだった。これをやらないとまた怒られる。いやいやながらも起き上がり学習机に座って始めようとするが。 「あれっ、どこだっけ?ドリルドリルドリーードリル?」 今度はドリルが見つからない。そもそもどんなドリルかがまず思い出せない。これはまずい。宿題を忘れているのに忘れていたことを忘れているパターンだ。ランドセルにはそれらしいものもないしもしかして学校に忘れたのだろうか。 「ううん、学校には持っていってないし持っていけるわけない。それに松岡先生はあんなガミガミ怒らない‥‥あれ?じゃあーー」 じゃあ誰に怒られていたのだろうか。そもそもなぜ学校に持っていってはいけないのか。そんなドリルってどんなドリルなんだ。松岡なんて先生は学校にいただろうか。そんなまともな先生だっただろうか。考えれば考えるほど頭に霧がかかり、そして。 「ーーよし、寝よう。」 チョコは考えることをやめた。なんかめんどくさくなってきた。ぶっちゃけ思い出すとろくでもないことになりそうな気もした。元はオタク系だもん、しかたないよ。しかしここで問題が起きる。既に目は冴えてしまっていていかんせん寝つけない。かといってこんな時間に寝ないのもいかがなものか。結果眠くなるまでとりあえず魔法書でも読んでごろごろしてようと思い本棚を見る。だが、そこに肝心の魔法書がない。 「ウソ、なんで!あれ!?」 めっちゃ驚いた。趣味の魔法書が一冊もなくなってるとか地獄少女全巻無くしたのの半分くらいのレベルだ。これにはさすがに焦り魔法書を慌てて探し始めるも、ない。出てくるのは輪島塗の箸に黒いゴスロリとわけのわからないものばかりで。ほんと箸とゴスロリしかなくて。ほんと箸とゴスロリしかなくて。 「ーーあっ、そっか。あー‥‥」 ようやく思い出した、なぜ自分がここにいるのかを。なぜこんな時間に起きてドリルなんかやろうとしてたのかを。 「あたし黒魔女さんだった。」 チョコはすぐにゴスロリに着替えると紙とペンを取り出す。黒魔女修行の朝練が無くなったのはいいがそれより大変なことが既に起こっている。 聖杯戦争のルールはさっき思い出した。使い魔を呼んで戦うポケモン的なものだったはずだ。負けたら死ぬというのが実に黒魔法らしい。 チョコは書き上げた紙を見る。いわゆるこっくりさんの時に使う紙だが、彼女が黒魔女になったときを思い出しながら書いたのでキューピットさんと呼ぶべきか。 紙を床に置き、手をその上に置く。 サーヴァントを呼び出す呪文は思いつかない。ので、彼女にとって一番思い出深い呪文を使うことにした。 「ギュービッドざん、ギュービッドざん、南の窓がらお入りぐだざい」 唱えたのは始まりの呪文。彼女が黒魔女になることになった、自らの師を呼び出した呪文。 彼女が求めたサーヴァントは自らの師のようなサーヴァント。この聖杯戦争で最も頼りになるイメージを浮かべその呪文を唱える。 そして、光だした紙を直視できなくなり彼女が目をつむったときその声は聞こえた。 「お前が私のマスターか?」 その声は彼女が求めたものとあまりに似ていて。 目を開けたらとき目の前には一人の美女が立っていた。彼女の師と同じように銀髪で、彼女の師とは真反対の白ずくめの服。 薄く微笑んだその姿に思わず見とれていて。 ムニッ。 (なっ!?) 唐突にほっぺたを引っ張られた。 「令呪があるならマスターだな。最初にいっておくが私のステータスは思ったより高くなかったがお前からの魔力供給しだいで変わってくる。それと聖杯戦争についてだがまず最初は動くな。漁夫の利を狙われるのがオチだ。最初は情報を集めるんだ。敵のサーヴァントを見つけたからといって積極的に襲うのはもっての他だ。これだけの数のサーヴァントがいれば自然と徒党を組み始める。あとライダーのクラスには気をつけろ。空を飛べたり対軍宝具を持ってたりしたらマスターを狙われる。」 微笑みからは想像できない真剣な顔でそのサーヴァントはそう言った。サーヴァントは歴史上の英雄らしいから昔そういう人と戦ったこともあるのだろう。 とりあえずドラゴンは恐いって思った。 【東京/2014年7月1日(火)0620】 【マスター】 黒鳥千代子@黒魔女さんが通る!! 【参加方法】 『黒魔女さんのクリスマス』において異端審問にかけられそうになったときに持ってた輪島塗の箸がゴルフェの木片だったっぽい。 【マスターとしての願い】 とりあえず元の世界に帰って異端審問をどうにかしておばあちゃん達を助け出してあとついでに黒魔女やめたい。 【weapon】 杖(輪島塗の箸。) ゴスロリ(着てると静電気のように溜まった魔力の影響で魔法が使いやすくなる。魔法でいつもキレイ) 【能力・技能】 黒魔女三級程度の魔法は一通り覚えているが使いこなせるかは別。とりあえず人に死の呪いをかける即死呪文はうまく使えない、はず。 また彼女の世界の魔法体系のせいで『時間あたりの供給量は少ないが魔力は実質無尽蔵』というわけのわからないことになっている。供給量の上限を上げることは相当練習しないとムリ。 【人物背景】 第一小学校五年一組。通称チョコ。 黒髪おかっぱで運動神経はもちろん頭も悪い。一人と夜とオカルトが好きというニチアサの主人公には絶対になれないタイプ。 祖母が魔女であったことから黒魔法の才能があり、魔界から派遣されたインストラクターのギュービッドのもとで黒魔女の修行をしているが、いやいややらされているため本人は黒魔女になったらすぐに黒魔女をやめる気でいる。 今回異端審問官のロベに嵌められ異端審問を受けることになり、その最中になんとかしようと考えてたら聖杯戦争に参加していた。 【方針】 負けたくはない。でも傷つけたくもない。 サーヴァントに言われたことをとりあえず守る。 ていうかまずは名前を聞きたい。 【クラス】 セイバー 【真名】 テレサ@クレイモア 【パラメーター】 筋力B+ 耐久B 敏捷B+ 魔力A+ 幸運D 宝具B 【属性】 中立・善 【クラススキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 騎乗:** セイバークラスにあるまじきことだが、騎乗スキルは存在しない。 【保有スキル】 半人半妖:B その身に妖魔の血肉を取り入れた者。単独行動:Bに加えて実体化に必要な魔力が他のサーヴァントより少なくて済む効果を持つ。さらに妖魔の成り立ちから、対竜宝具の攻撃により受けるダメージが多少追加される。以下のスキルは全てこのスキルに基づく。 妖力解放:A 魔力を身体強化に注ぎ込み、筋力、耐久、敏捷値を上昇させる。総魔力量の10%以上で瞳の色が金色に、30%以上で顔つきが醜く変貌し、50%以上で身体つきが変化する。 80%を超えると元に戻れなくなり、妖魔として覚醒する。 再生能力:C 魔力を消費し、肉体を復元するスキル。有害な毒素を体外に弾くこともできる。時間をかければ切断された四肢の接続が可能。魔力の消費量に伴い、妖力解放に順じた肉体の変貌が起きる。 気配遮断:D サーヴァントの気配を絶つ。魔力とその漏洩を極限まで抑える能力。 【宝具】 『妖気探知』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000 テレサの所持する最もずば抜けた能力が、宝具として昇華された。 テレサを中心とした半径数Km圏内の魔力を感知し、位置と大きさを正確に捕捉できる。強い魔力や同じ探知 の気配なら圏外でも感知する。さらに気配遮断さえ見破ることが可能。 戦闘時には敵の魔力の大きさ、流れを一つ残らず掴み取り、全ての行動、攻撃の軌道を予測する。 『無銘・大剣(クレイモア)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1 クレイモアはテレサの元居た世界では戦士の象徴、代名詞として扱われているため、宝具として登録され た。 特殊な能力は一切無いが非常に硬度が高く、格上の宝具と打ち合ってもそれが単純な物理攻撃なら、折れる どころか刃毀れ一つ作ることは無い。 【Weapon】 『無銘・大剣(クレイモア)』 テレサの宝具でもある。 【人物背景】 人間に擬態し人を食う妖魔と、それに対抗するべく妖魔の血肉を取り入れて人外の身体能力を手に入れた、 半人半妖の戦士が戦う世界。その世界でテレサは全現役戦士のナンバー1、さらに歴代ナンバー1の中でも最強とまで謳われる存在だった。 力、素速さ、剣技の全てが並の戦士をはるかに上回り、特に相手の妖気を感知する能力が極めて優れ、妖気の流れ、強弱から動きを予測する先読みを得意とし、いかなる相手、人数であっても微笑みを絶やさず敵を殲滅すること、そしてそれ以外に特に目のつく戦い方をしないことから「微笑のテレサ」の異名を持つ。 人間にも同僚の戦士にも何も期待することなく、生き甲斐を感じる訳でもなく淡々と妖魔退治をしていたが、ある依頼で偶然妖魔に連れ回されていたクレアを助けたことで、運命が変わることになる。最初は勝手についてくるクレアを疎ましく思っていたが、クレアの追う理由がテレサがずっと押し殺してきた心の痛みを抱きしめていたいという理由だったことから、互いにかけがえのない存在となる。 その後、クレアが人として幸せをつかむことを願って妖魔を退治した村に預けたが、その村が盗賊に襲わ れ、クレアを助けるため盗賊達を皆殺しにした。その為粛清される所を、逆に他の戦士を斬りクレアのためだけに生きることを決意し、組織を離反して追われる身となった。 追手として選ばれたテレサ以下のナンバー2からナンバー5の四人という当時最強の布陣を妖力解放無しの圧倒的な強さにより返り討ちにしたが、いずれ自分の強さを超えると直感したプリシラの止めを刺さなかっ た情けが仇となり、一人でテレサを殺すため無理な妖力解放をし、限界点を越え後は覚醒を待つのみとなっ たプリシラに自分を殺すよう頼まれ止めを刺そうとした瞬間、逆に両腕を斬り落とされ、首を刎ねられて死 亡した。 【聖杯への願い】 受肉してクレアと暮らす。 【基本戦術、方針、運用法】 予選期間中は本選の準備のために潜伏。 基本は陣地に篭もり情報収集に専念し作戦を立てる。 戦闘以外の部門は魔術師らしいマスターに期待したいがたぶんムリ。 戦闘はセイバーらしく剣による接近戦を主とし戦っていくが、気配遮断のスキルを活用してマスターを狙っていくのもあり。妖力解放もマスターの支援があれば大きな戦力として数えることができる。 徒党を組むことも考慮に入れる。 あと竜種は最大限警戒。
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バトル・ロワイアルII【聖杯戦争】@wikiにようこそ ここは、PINKちゃんねるのエロゲネタ・業界板(18歳未満進入禁止)にて現在進行『バトル・ロワイアルII【聖杯戦争】』(通称葱ロワ2)のまとめwikiです。 ※このwikiは誰でも編集可能です。ページ内容の追加・修正などご自由にどうぞ。 本ロワはリスタートすることになりました。 詳しくは以下のスレへどうぞ。 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9437/1183283030/l50 ■各種メニューはこちら ■本編はこちら ■過去ログ wikiの編集をなさる方々へ @wikiの仕様上、1ページ/ファイル辺りの容量は以下のようになっています。 大作SSはページ分割しなければいけない場合があるのでご注意ください。 ウィキモードの1ページにつき・・・・・・50? K Bypete テキストモードの1ページにつき・・・・200 K Bypes ワープロモードの1ページにつき・・・・200 K Bypes アップロード 1ファイルにつき・・・・・・・1 M Byptes まずはこちらをご覧ください @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 分からないことは以下のページ等をご活用ください @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ
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基礎ルール1ターンの進行概略 諜報ルール 行動ルール 魔力関係 令呪関係 暗殺関係 データフォーマットキャラメイク クラス補正 ルール戦闘ルール 注意 このルールは男爵様からお借りしたものです 基礎ルール 1ターンの進行概略 ◎1ターンの進行概略 1.ランダムイベント……ランダムイベント表2種類を処理します。 ↓ 2.諜報ターン……各陣営、基本1度の情報収集判定を行います。 ↓ 情報収集を放棄することで、10点の魔力を回復できます。(霊地・工房の効果は乗らない) ↓ 3.行動ターン……任意の行動(礼装作成や休息、接触や襲撃など)を行い、結果を処理します。 ↓ また、当然ながら主人公以外の組も何かしらの行動を取ります。 ↓ 4.コミュターン……他マスターや自陣営と情報交換や交渉を行います。 ↓ 5.消費魔力の確認……自陣営の魔力消費を確認し、次ターンへ移行します。 このタイミングで貯蔵魔力が-100を下回ると、サーヴァントは消滅します。 (-100ぴったりまではギリギリセーフ!) ○ランダムイベント 「PC用」と「NPC用」のランダムイベントを1回づつ振り、状況を処理します。 場合によっては戦闘が発生する可能性も存在します。(※イベント表は毎回更新されるため、割愛します) 一例 <ランダムイベント表(PC用)> 0.主人公に幸運が訪れた! 1.他の参加者1名とランダムに遭遇(友好的) 2.他の参加者1名とランダムに遭遇(非友好) 3.他の参加者1名とランダムに遭遇(中立(キャラ同士の相性次第)) 4.他の参加者同士が接触してる場面に遭遇(2者および感情はランダム) 5.他の参加者同士が接触してる場面に遭遇(2者はランダム、感情はGM任意) 6.何も無し 7.何も無し 8.何も無し 9.主人公が不運に見舞われた! <ランダムイベント表(NPC用)> 0.遠くで主人公にとって幸運な何かが! 1.他の参加者同士が遭遇(友好) 2.他の参加者同士が遭遇(非友好) 3.他の参加者同士が遭遇(中立) 4.他の参加者同士が遭遇(友好or非友好ランダム) 5.他の参加者同士が遭遇(友好or非友好ランダム) 6.何も無し 7.何も無し 8.何も無し 9.遠くで主人公にとって不運な何かが! 諜報ルール ○諜報ターン 各陣営、他陣営の情報や拠点などについて、基本値50%で情報収集を行えます。 ただし、アサシン・アーチャーの場合は、情報収集の成功率を+20%するクラス補正を持っています。 また、アサシンの場合はそれに加え、自陣営に対する情報収集の成功率に-20%のペナルティを与えます。 アーチャーはこの判定に有利、アサシンはこの判定に特に有利となっています。 情報収集の基本的な内容は、 全陣営の居場所のみを把握(ステータスは不明) 3陣営の浅い情報を調査(ステータス、レベル、居場所を把握) 1陣営の深い情報を調査(上記に加え、ある程度のスキル(GM任意)を把握。 また、移動が発生してもスキル等で妨害されない限り、その居場所を継続して把握可能) の、3種類の情報収集があります。ただし、これはそれ以外の特別処理を制限するものではありません。 また、情報収集を放棄する代わりに10点の魔力を回復することが可能です。(※霊地や工房の効果は乗りません) 行動ルール ○行動ターン 行動ターンは以下の5行動(+α)のうちから、1つを選んで行うことができます。 1.使い捨て礼装の作成(成功率:作成者の【魔】ステータス×2%) 2.サーヴァントへの魔力供給(休息・回復量は霊地依存で10~40。工房の効果で回復量が増える場合も) 3.サーヴァントへの魔力供給(魂喰い・回復量は一律200。他陣営への発覚率50%) 4.拠点移動 5.他陣営への接触(襲撃行動もココから) 6.その他 <1.使い捨て礼装の作成> 使い捨ての礼装を作成することができます。 判定の基本成功率は「マスターかサーヴァントの【魔】×2%」です。 礼装は複数を同時に消費する事で、効果を累積させる事もできます。 『使い捨て礼装一覧』 魔宝石 ……消費することでサーヴァントの魔力を20点回復する。 使い魔 ……「情報収集」の成功率を「+20%」する。後出し可能。 強化符 ……消費することで戦闘時、最終勝率に+5%できる。 幻惑符 ……消費することで戦闘結果以外の%判定を1度だけ振り直す事ができる。 <2&3.サーヴァントへの魔力供給> 1:休息 霊地での休息を選択する事で、サーヴァントの魔力を回復することができます。 その霊地の格に応じて「回復量:10~回復量:40」の回復量を得ます。 この補正は更に「工房」などの陣地効果で上昇します。 また、大霊地以上の霊地は、ターン終了時に自動回復がついて来ます。 『霊地について』 霊地の要 :休息時魔力回復量40点 ターン終了時魔力回復量+20点 大霊地 :休息時魔力回復量30点 ターン終了時魔力回復量+10点 中霊地 :休息時魔力回復量20点 小霊地 :休息時魔力回復量10点 2:魂喰い 一般人から魔力を奪うことで、一律「200点」の魔力を回復できます。 ただし魂食いを行う場合、「50%」の確率で他の参加者に現在地を察知されることになります。 (全陣営が50%の察知判定をそれぞれ振ります。情報収集扱いのため、アーチャーやアサシンには発覚しやすいです) 他参加者は、魂食いを行った組へ「敵対的介入」を行うかどうか選択することが可能です。 「敵対的介入」が選択された場合、その相手との戦闘が発生します。 この戦闘に敗北した場合は魂喰いは失敗となり、勝利した場合は成功となります。 <4.陣地の移動> 他の陣地への移動が可能です。結果として他陣営との接触が発生する場合もあります。 NPCの場合はどの陣地へ移動するかが選択可能でありますが、 プレイヤーキャラクターの場合は“空いている陣地からランダム”という取り扱いになります。 これはプレイヤーはメタ視点を利用する事で、この行動をNPCへの非常に便利な接触として扱うことが出来るためです。 純粋にゲーム的なバランス調整ですので、注意してください。 <5.他陣営への接触> 読んで字のごとく。 対象を選定した上で、接触します。 場合によっては戦闘になる可能性もあるでしょう。 また、“相手を選択せずにランダムに接触”を行うことも可能ですが、どうなっても知りません。 ターン中の行動順は、 1.回復や準備行動 2.それが終わったら戦闘行動 3.最後に魂食い という順番とします。プレイヤー陣営含め。 基本的に戦闘以外の行動→戦闘行動→魂食いで処理します。 ○コミュターン 自陣営や他陣営のうち面識がある、あるいは拠点の位置を知っている相手と交流をはかれます。 ただし必ずしも友好的な接触になるとは限りません。また、自陣営単独での接触となります。 ことに他マスターとの接触の場合、その場で攻撃を仕掛けられる可能性も十分に考慮すべきでしょう。 魔力関係 ○消費魔力の確認 各英霊は強力な力を有する代償として、活動に要する消費魔力が存在します。 戦闘行動を行った場合は、サーヴァントのレベルに等しい分だけの魔力消費を、 スキルや宝具などを使用した場合は、設定された量の魔力消費をそのつど行います。 戦闘開始時の貯蔵魔力量によっては、ステータスにペナルティがかかりますので注意が必要です。 ターン最後に行う消費魔力の確認の際、貯蔵魔力量によってはサーヴァントが消滅します。 消滅判定はターン最後の魔力計算時なので、酷いマイナスの場合はそれまでに何とかしましょう。 魔力に関してのルールは以下の記述を参照してください。 <貯蔵魔力> サーヴァントにはそれぞれ「貯蔵魔力」が設定されています。 「貯蔵魔力」は「100+マスターの【魔】×2」点を上限として、最大まで保有した状態で召喚されます。 サーヴァントは戦闘や宝具の使用、あるいは現界を維持するだけでこの「貯蔵魔力」を 消費していきます。消費魔力の計算、及び供給不足によるペナルティに関しては以下を参照。 <消費魔力の計算方法> ターン終了時に「マスターの【魔】×2-英霊のレベル」の計算を行い、 これがプラスであれば「貯蔵魔力」にその分だけ加算され、マイナスであればその分だけ減算されます。 この時、「聖杯からのバックアップ」として「マスターの【魔】」とは別に「+20点」分の補正が入ります。 英霊がターン中に戦闘を行った場合、戦闘終了時に「英霊のレベル」だけ「貯蔵魔力」から消費されます。 特殊なスキル、或いは宝具を使用した場合は、さらに宝具/スキルごとに設定されただけの魔力の消費が発生します。 戦闘時以外に使用できる宝具/スキルの場合、使用時に即座に魔力を消費します。 ・令呪が1画以上残っている場合の魔力計算 : マスターの【魔】×2 - 英霊のレベル + 20 (+霊地補正0~20) ・令呪が全て消耗している場合の魔力計算 : マスターの【魔】×2 - 英霊のレベル - 60 (+霊地補正0~20) (+単独行動50) <「魔力供給不足」によるペナルティ> 「魔力供給不足」による-値が「-20」蓄積するとごとに、英霊のレベル以外の各パラメーターは「-10」されます。 このペナルティは累積します。(ただしパラメーターは0未満にはならない) この「魔力供給不足」によるマイナス値が「-100」を超えた場合、英霊は現界維持が不可能となり、 「そのターンの終了時」(戦闘終了時ではない)に完全に霧散し消滅します。(相打ち覚悟での宝具の全力開帳は可) <サーヴァントがいないキャラの魔力消耗ルール> ターン終了時に、【魔】分の魔力を回復。 通常戦闘では魔力を消費しないが、特定の消費魔力のあるスキルを使うと魔力を消費。 魔力が足りないとスキルが使えなくなる。 その他、休息などは同じ。 令呪関係 【令呪ルール】 自陣のサーヴァントに対する絶対命令権。3画まで存在。 以下の使用法が存在します。 1.自陣のサーヴァントが参戦している戦闘において、最終勝率が出た後で使用。 サーヴァントがメインで参戦している場合勝率に+30%。サブ参戦している場合は+20%。 2.戦闘におけるランダム選択ステータスの振り直し。1画につき1回。 3.戦闘終了時まで、サーヴァントのステータス全てに「+10」。戦闘開始前のみに、各陣営同時タイミングで宣言可能。 4.任意のタイミングで使用し、英霊に即座に「+120」の魔力を供給。 5.戦闘に敗北時、令呪2画を消費することで、聖杯戦争から脱落せずに戦闘から離脱可能。 複数陣営での参戦の場合、「両者が完全に協力する意志があれば」、陣営で合計して2画の消費で撤退できます。 ただし撤退時に、どちらかの陣営がもし相手側を見捨てるつもりがあり、そう宣言した場合、 双方の陣営が2画を消費して撤退せねばなりません。この状況でもし2画を消費できず、代替の撤退手段も無い場合は敗退します。 令呪使いきり後の現界ルール 1.マスター側から供給を切らない限り、マスターからの魔力供給は続く。 2.ただし、その供給量は-10されるものとする。 3.聖杯からの供給は打ち切られる。 4.マスターはサーヴァントに対する命令権を失う。 5.マスターからの供給が打ち切られた場合、単独行動スキルを持っていないサーヴァントは そのターンの終わりに通常の消費に加えて、更に50点の魔力消耗が発生する。 なお、初期の令呪数は基本的に合計3画からスタートです。 令呪をすべて失ってもサーヴァントは消失しませんが、マスターはサーヴァントに対する抑止力を失います。 また、複数のサーヴァントと契約した場合、令呪は共用、魔力供給量はサーヴァントの数で頭割りとなります。 暗殺関係 ▼暗殺について ここでの暗殺とは対象となるキャラクターに対し判定を行い、成功した場合に令呪または撤退スキルの消費をしない限り死亡させるものとする。 <暗殺効果を持つスキル・宝具についての処理まとめ> 1.判定に成功した場合、対象となったキャラクターは指定された個数の令呪、もしくは同等以上の撤退スキルを消費しない限り対象キャラクターは死亡する。 2.判定成功時の令呪・撤退スキルの消費は、その場にいる対象となったキャラクター以外が肩代わりすることも可能。 3.判定に置いてクリティカルが発生した場合、消費令呪等を+1画する。 また、その暗殺判定に対して幻惑符などの振り直し・他者の肩代わり等は通常できないものとする。 4.ファンブルが発生した場合は、暗殺を行った側に対してなんらかのペナルティが発生する。 また、クリティカルとファンブルが同時に発生するなどの特殊事例が起きた場合は【スレ主が状況に応じて決定する】 データフォーマット キャラメイク ▼キャラクターのレベルとステータス 基本的にキャラクターのステータス合計値はレベルに応じて決定されます。 具体的には、以下のとおりです。 ステータスとレベルは基本5点刻みで考えております。 ○サーヴァント ~50Lv:Lv*2 + 60点 55Lv~:(Lv-50)*3 + 160点 (例:40Lvサーヴァントのステータス合計は40*2+60 = 140点 55Lvサーヴァントは(55-50)*3+160 = 175点) ○それ以外 ~40Lv:Lv*2 + 40点 45Lv~:(Lv-40)*3 + 120点 基本的にこの基本ステータスの差は“宝具分”としてイメージしています。 宝具が無ければ、同レベルのサーヴァントとマスターの総合性能はほぼ互角といったイメージです。 ただしサーヴァントの場合、ここに後述のクラス補正が加わります。 クラス補正 ▼サーヴァントのクラス補正 セイバー:【筋】【耐】【敏】+10 また、高レベルの対魔力保有。 ランサー:【敏】+20 また、中程度のレベルの対魔力保有。 アーチャー:【筋】【耐】【敏】のうち1つを+15。また、単独行動と低レベルの対魔力保有。 情報収集に+20%の補正を得る。 ライダー:【宝】+20 また、騎乗と低レベルの対魔力保有。 アサシン:【敏】+10 また、情報収集の成功率に+20%し、被情報収集時の敵成功率に-20%のペナルティ。 詳細情報を得ている相手に能動襲撃した場合、勝率補正+20%。気配遮断スキルを保有。 キャスター:【魔】+20 また、陣地作成か道具作成スキルを保有。キャラクターによっては両方を保有。 バーサーカー:狂化スキルを保有。その際、スキルによるステータス強化が1ランク高いものとして取り扱う。 基本的にマスターの指示に異議を唱えない。 エクストラ:エクストラクラスのクラス補正は個別に決定する。 ※原作の聖杯戦争より一ランク下である中聖杯で行っているため、単純比較が難しいことに注意してください。 ルール 戦闘ルール 1 戦闘に使用するデータとは 基本的に3名までのキャラクターが参戦することになります。 メイン戦闘キャラの数値+(他のキャラの数値合計)÷2が戦闘で使用する『戦力』となります。 戦闘の基本は、彼我の「『戦力』の数値差+スキルの効果」を加味した上での【ダイス勝負】となります。 使用するパラメーターは【力】【体】【速】【技】【運】【宝】の6つのうちから、3つを相互に決定して使用します。 お互い【宝】がなくても後出しで発生しうるスキル持ちがありえるので、【宝】を含めて6つで行います。 2 『戦闘』の手順 1.【使用パラメーター】1つをプレイヤー側が決定。 2.【使用パラメーター】1つをGM側が決定。 3.最後にダイスでランダムに使用するパラメーターを残り3つから1つ決定。 4.彼我の3つの【戦力値】を比較し、<戦闘結果表>から勝率を計算。 5.最終的にダイス判定で勝敗を決定します。 <戦闘結果表> 3戦力の劣位 =基礎勝率0% 1分け、2劣位 =基礎勝率20% 1優位、2劣位 =基礎勝率30% 2分け、1劣位 =基礎勝率40% 戦力引き分け =基礎勝率50% 2分け、1優位 =基礎勝率60% 2優位、1劣位 =基礎勝率70% 1分け、2優位 =基礎勝率80% 3戦力の優位 =基礎勝率100% ※合計戦力が1大きい毎に勝率+1%、低い毎に-1% ※両戦力の最大Lvを比較。高い方に「最大Lv-敵側の最大Lv」%の勝率補正が付く。 ※勝率は自陣営もしくは先手視点 判定方法はいつも通り、トリップに数字突っ込んで、安価で1~100の数字取って、それを合計。 基本的に相手陣営より高くその差が大きい能力を選びましょう。 +三つ巴ルール 1 戦闘に使用するデータとは 基本的に3名までのキャラクターが参戦することになります。 メイン戦闘キャラの数値+(他のキャラの数値合計)÷2が戦闘で使用する『戦力』となります。 戦闘の基本は、彼我の「『戦力』の数値差+スキルの効果」を加味した上での【ダイス勝負】となります。 使用するパラメーターは【力】【体】【速】【技】【運】【宝】の6つのうちから、4つを相互に決定して使用します。 2 『戦闘』の手順 1.【使用パラメーター】1つを第一陣営が決定。 2.【使用パラメーター】1つを第二陣営が決定。 3.【使用パラメーター】1つを第三陣営が決定。 4.最後にダイスでランダムに使用するパラメーターを残り3つから1つ決定。 5.彼我の3つの【戦力値】を比較し、<点数計算表>から勝率を計算。 6.最終的にダイス判定で勝敗を決定します。 <点数計算表> 最優位ステータス1つにつき、持ち点+30点 次点ステータス1つにつき、持ち点+10点 +合計戦力値点 +自陣営最大Lv*2点 その他勝率補正を点数に加減算する 3.計算詳細 この方法で算出した3陣営の持ち点を並べ、それを2で割り「全陣営から同じ数字を引いて、合計が100になるまで減らす」。 例えば A陣営:260点 B陣営:220点 C陣営:200点 の場合、全陣営を半減させてまず A陣営:130点 B陣営:110点 C陣営:100点 そこから80点を引いて A:50点 B:30点 C:20点 が持ち点となる。この最終点数が各陣営の勝率となり、この例だと50%でAが、30%でBが、20%でCが勝利する。 更に細かい補足 「魔術」など勝率補正ペナルティスキルは「陣営」に影響するため、それぞれの陣営にスキル説明通りの効果を発揮し、それぞれの「耐魔力」などで軽減する。 「気配遮断」など発動条件のあるバフは、敵の片方だけ効かない陣営の場合補正が半減する。
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本スレ用テンプレ タイトル バトル・ロワイアルII【聖杯戦争】 Part2 >1 処女はお姉さまに恋してる SchoolDays はぴねす! Fate / stay night マブラヴ 以上の人気作品5つに登場するキャラクター62名が殺し合うリレー小説『バトル・ロワイアルII【聖杯戦争】』のスレです 前スレ http //pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1161518428/ バトル・ロワイアルII【聖杯戦争】@Wiki http //www26.atwiki.jp/negirowa2/pages/4.html >2 【基本ルール】 全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。 生き残った一人だけが、帰ることができる。さらに副賞として願いを1つ叶えることができる。 プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。 時間は無制限。 毎日0:00、6:00、12:00、18:00の計4回、主催者から定時放送が行われる。 【スタート時の持ち物】 プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収される。 ただし義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。また、衣服、時計、財布、携帯電話は持ち込みを許される。(ただし携帯電話は改造したもの以外は常に圏外) プレイヤーの服装は学生は全員制服。それ以外のプレイヤーの服装は普段着。 ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を支給される。以下の物はデイパックに詰められ支給される。 パックの中身は「地図」「コンパス」「筆記用具」「水(2リットル)と2日分の食料(パン)」「名簿(参加者全員の名前、学生の場合学年が明記されているもの)」「支給品(ランダムアイテム)」。 【爆弾について】 ゲーム開始前からプレイヤーは全員、胃の中に爆弾を仕掛けられている。(プレイヤーは主催者から「体内に仕掛けられている」という説明されているため胃の中と気づいていない) 主催者側は、いつでも自由にこの爆弾を爆発させることができる。 この爆弾はプレイヤーの生死を常に判断し、主催者側へプレイヤーの生死と現在位置のデータを送っている。(盗聴機能は無い) 24時間死者が出ない場合は全員の爆弾が爆発し、全員が死ぬ。 会場である孤島から脱出すると爆発する。 実は嘔吐すると割と簡単に吐き出せるのだが、プレイヤーはそれを知らない。 【能力制限】 会場となっている孤島全域には強力な結界が張ってあり、これにより魔法や魔術などの特殊な能力を持つキャラはその力をある程度制限されている。(完全に制限されているわけではない) しかし結界自体(かなり強力なものだが)魔術の類であるため、これを越える神秘(固有結界など)は発動できる。 これにより39/高島一子(幽霊)は普通の人間とほぼ同じ状態になっている。 サーヴァントたちも能力、宝具共に大幅に制限がされており、マスターとの念話や霊体化もできない。
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A.J.@監督役トニー:【OP】A.J.@監督役トニー:「レディイイイイイイイイイイイイイス・エエエエエエエエエエエン・ジェントルメエエエエエエエエエエエエエン!!!?」A.J.@監督役トニー:近くにあるテレビ、手元にある携帯など、とにかく映像が見れる端末にそれは映ったA.J.@監督役トニー:スポットライトに照らされた、豪華な飾りをつけた、かろうじて神父であるとわかる格好の男がマイクを手に高らかに叫ぶA.J.@監督役トニー:『聖杯戦争に参戦してくれた参加者諸君!まずはミーから心からのお礼を!!セーーーーンキウ!!!』A.J.@監督役トニー:『ユーたちのおかげでミーや視聴者諸君がガンガン楽しめるのさァ!!!』A.J.@監督役トニー:『そう! この聖杯戦争は、会員様限定!有料放送をされてるのさァ…だからみんな、頑張って視聴者の皆様を楽しませてくれたまえ!!』A.J.@監督役トニー:『え、うさんくさいって?』A.J.@監督役トニー:『ノォォォォォォプロブレムッ!!!』A.J.@監督役トニー:『ミーがうさんくさいのはまあ我慢してもらうとして、しかしユーたちが殺し合い奪い合ってもらう聖杯、これは本物だ』A.J.@監督役トニー:カッ、と男の後ろにある台座が、そこに置かれた聖杯が照らされるA.J.@監督役トニー:『この通り!! ユーたちはよその聖杯戦争と同じようにこれを奪い合ってもらって願いを叶え!!』A.J.@監督役トニー:『ミーはその様子を放送して利益を獲得!!』A.J.@監督役トニー:『HAHAHAHA!! WIN-WINってヤツだNE!!』A.J.@監督役トニー:『あ、そうそう!! 自己紹介が遅れたね!!』A.J.@監督役トニー:『ミーの名前はアーロン! アーロン・ユルキアイネンさ、よろしくブラザーズ&シスターズ!! フレンドリーにAJと呼んでくれ!!』A.J.@監督役トニー:『それじゃあ明日から開始させてもらうよォ!! 諸君!! 検討を祈ってるぜえ!!』A.J.@監督役トニー:『シィィィィィズゴオオオオオオオオオウラッキィィィィィィィ!!!!』A.J.@監督役トニー:派手なポーズを取ると、ブツン、と画面が消えた 京里@たかみち:【オープニング】京里@たかみち:『この街で戦争が行われる』 裏通りにはありふれた、よくある抗争騒ぎと思っていた。 しかし少し調べてみると、次々とそれに関する情報が集まったのだ。京里@たかみち:7つの陣営に分かれ頂点を賭け争うこと、以前にも行われたことがあり場合によっては死者も伴うこと、それが聖杯戦争と呼ばれる事。 そして何より目に入ったのは、この戦争の審判役は戦争を見世物にして儲けを目論む男であるということ。京里@たかみち:願いを叶える器だとか魔術師がどうとかと言われ荒唐無稽と言ってやりたかったが、 自分の右手の甲の紋様と今俺の傍に佇むサーヴァントとやらの存在がその実在を雄弁に語っている。京里@たかみち:…そういえばこのサーヴァントを召喚してからなんだか体の動きがいい。 加えて無性に腹が減るが、魔術というのはこういうものなのかもしれない。京里@たかみち:何はともあれ、俺のやることはひとつ。あれだけ煽られては引き下がる気も起きない。 携帯をポケットにしまい、気合を入れる。京里@たかみち:「…俺の街で、好き勝手するんじゃねえぞ、阿呆が!!」 フランチェスカ@辿条:【Francesca・Croce・オープニング】フランチェスカ@辿条:掃き溜めと言うに相応しい場所だった。 質の悪い酒を飲み散らかした大人の吐瀉物を踏み荒らして、迷い込む馬鹿な旅行者からなんでもいいから分捕って走り去る。 私はそう言う場所にいて、きっとゴミ以下の存在だった。そして踏み潰される吐瀉物のように、価値のない存在だった。 世の中は価値が全て。ちゃらちゃらと鳴らす硬貨数枚で春を売った女のように、口汚く罵られながら油塗れになる男のように、海の向こうへ連れて行かれる子供たちのように、金があれば人は如何様にも動かせると我が偉大なる故郷にて学んだ。 金と言うのはどうにも素晴らしいものだ、美味い食事が食べられる、高度な教育は受けられる、綺麗な服は着る事ができる———人の命を好き勝手に出来る。ああ、なんと甘美な響きであろうか。 「なあ、きみもそう思うだろう」 目の前の彼は頷きもしなければ否定もしなかった。分かっている。彼の価値観はそんな所にいないのだ。 私は音楽家、技術を売る人間だ。素晴らしい音楽を、パフォーマンスを、人々に満足と言う価値を売る誇り高き音楽家だ。 そしてこれから、私は更なるパフォーマンスを求められることになる。フランチェスカ@辿条:魔術による殺し合い。聖杯戦争。人間が人間を食い散らかす掃き溜めの舞台。フランチェスカ@辿条:「まるで娼館じゃあないか、そう思うだろう。なあ」 目の前の彼は頷きもしなければ否定もしなかった。分かっている。彼の興味はそんな所にいないのだ。 「さながら我々は娼婦、浅ましくも力と知恵を手に媚を売って聖杯と言う報酬を涎を垂らしながら奪い合うのだ」 彼は何も言わなかった。構わない。雑音など気にすることはない。 「果たして」 口角を吊り上げた。少しだけ、語尾に怒気が混ざってしまったかもしれない。どうせ気にするような人は誰もいないのだけれど。 「果たして、そんなものが液晶越しの出来事とでも思っているのかい?」 そこだよ、そこの君たちだ。画面の前で大口開けて殺し合いを嬉々として観戦する、きみたちに聞いているんだよ。 静かになった機器をそうっと撫でる。ああ、窓の外には、気をつけな。 ???@ゼロサキ:??? OPシーン???@ゼロサキ:急にテレビの映像がつく・・・そこにはとある部屋映っていた 暗い・・・窓ひとつない部屋・・・恐らく書庫だろうか・・・そこに二人の人影があった。 ????「もう少しで始まりますね・・・」 ???「あぁ・・・これで私の願いが叶う・・・この体も悪くはないが・・・どうにも欠点が多い・・・」 ???「あぁそういえば・・・そういえば貴様に聞きたいことがあったのだ。」 ????「なんでしょう?」???@ゼロサキ:???「難しいことじゃない。ただの言葉遊びだ。お前は・・・生きるとはなんだと思う?」???@ゼロサキ:????「生きるですか・・・それは難しいですね・・・逃げることです。私を殺そうとする全てから。」 ???「なるほど・・・そのためにあれ作った貴様らしいな」???@ゼロサキ:????「ならあなたにとって生きることとは?」 ???「俺は「恐怖」を克服することが「生きる」ことだと思う」 ???「そのために俺はここにいる。太陽を克服し、ジョースターの血統を潰すために。」 ????「ならば勝たなければ行けませんね・・・DIO様・・・全てはあなたのために」DIO@ゼロサキ:DIO「当然だ、なぜなら俺は・・・俺の能力は世界を総べるべき能力なのだからな!」 DIO「クク・・・・ふはははははははははははははは・・・!貴様見ているなぁ!」 その瞬間、テレビの画面が砕けた。 ディオ・ブランドー 参戦 神足 文斗@たまき:【神足文斗 OP】神足 文斗@たまき:古物商の実家の手伝いを任されたのがほんの数日前のこと。 部活も大きな大会が終わり、少しゆっくりできると思った矢先にこれだ。 接客はめんどくさいから絶対にしたくないと言い張ると、街はずれにある古い倉庫の掃除を押し付けられた。神足 文斗@たまき:「埃を取り払うだけでいいから」と言われてまあそのくらいなら……と承諾した数日前の自分を叱責したい程度には滅入っている。 表の顔は古物商、裏の顔は魔術師である父親が仕事のついでに「魔術に使えそうなもの」を片っ端から突っ込んでいた倉庫だとは聞いていたが、予想以上に変なものであふれ返っていたからだ。 明らかに装丁に使われている素材が異常だとわかる本。猿のモノで作ったと思い込みたい頭蓋骨のランプ。人間の苦しみ悶える様を描いた絵画……。神足 文斗@たまき:「これ、絶対に呪われてるよなぁ……」 念のため呪い除けの効果があるというアイテム—金属の欠片のようなもの—を持たされてはいるが、正直気味が悪い。悪趣味っぷりに辟易しながらも一つ一つ埃を取っていく。 その中に、やけに気を惹かれるものがあった。神足 文斗@たまき:「……なんだろう、これは」 真っ黒に汚れた金属の塊だ。ほかの物と違うのはそこに施された装飾がヒトの体をモチーフにしていなかったこと。 何かの葉と鳥の翼が彫られているようだ。手に取ってみるとそれが欠けた鎧であることがわかる。 ——この欠け方、どこかで見たことがあるような……。神足 文斗@たまき:ふと思い立って懐にしまってあった魔除けのアイテムを取り出す。 「やっぱり。ピッタリだ」 欠けたところにそれを充てると、パズルのピースのようにぴたりと嵌った。 あとから接着剤で修復なんてやったら絶対怒られるよな……などとぼんやり考えていると、突然手元の鎧が震えだした。神足 文斗@たまき:「あッ!?」 突如手に伝わる痛みに耐え切れず思わず鎧を落として後ずさる。がらんと床に落ちる鎧。 右手の甲が熱に焼かれたようにずきずきと痛む。恐る恐る目をやると、そこには見たこともない真っ赤な紋様が刻まれていた。 「え、あ、な、何が——」神足 文斗@たまき:うっすらと発光しているようにさえ見えるそれに戸惑っていると、不意に顔に強烈な熱を感じる。 どうやら鎧が発熱しているらしい。真っ赤に光り輝き、急激にこちらにも伝わってくる。それを中心に光の環と文字のようなものが地面に現れ、自分の足元まで拡がる。 一際大きく鎧が輝くと同時に、猛烈な熱風が辺りを覆った。神足 文斗@たまき:気が付くと、少し離れたところにあるガラクタの山の中まで自分の体が移動していた。 いや……移動したのではなく、吹き飛ばされてここまで叩きつけられたのか。 ぶつけたらしい体の至る場所がズキズキと痛む。埃が充満し、まともに目を開けない。神足 文斗@たまき:必死に目元を擦っていると、埃に覆われた視界の向こうからがちゃがちゃと金属がぶつかる音と人の声が聞こえる。 「やった!やったーっ!やーっと現界できた!流石に無理かなって思ったけど、駄目元で試してみるもんね!」 聞いたことのない女の声だ。随分と喜んでいるらしい。埃がおさまるにつれ、その姿が露わになっていく。神足 文斗@たまき:赤く長い髪を三つ編みにして背中に垂らした、青い瞳の美しい女だ。 年は自分と同じくらい。体は鎧に覆われていて、今にでも武器を構えて戦に向かいそうな、好戦的な印象を受ける。 ——正直、関わるとろくなことにならなそうな感じがする。神足 文斗@たまき:「あら……あたしを召喚した人はどこかしら。まさか今ので死んだとか?」 「ごほっ……あの、勝手に殺さないで……くれませんか……」 「やだぁ、そこにいたの?黒すぎて気づかなかったわ」神足 文斗@たまき:とは思いつつも、こんな状況で関わらずに凌ぐなんて無理な話だ。ゴホゴホと咳込みながらも彼女の発言を否定する。 「まさかこんなのに耐え切れない軟弱野郎だなんて……ま、召喚に成功したことは認めてあげる。少なくともあたしの運命のヒトではないみたいね」 彼女が差し出した甲冑に覆われた手を掴み、ガラクタの山から体を起こす。どさくさに紛れてとても失礼なことを言われたような気がするが、聞き流しておこう。神足 文斗@たまき:「さて。今回は特別にあたしの方から名乗ってあげるわ」 上から目線に加えて一方的にべらべらと喋る女。 元から女は得意ではないが、自分が一番苦手とするタイプのようだ。自己紹介なんて頼んでないのに。押しつけがましいのも苦手だ。神足 文斗@たまき:「サーヴァント、ランサー!召喚に応じ推参したわ!……なーんて、一度言ってみたかったのよねこのセリフ!」 ……こいつ、今何と言った? PLAYER@みみぴい:【オープニング】PLAYER@みみぴい:俺の名はリュナス・ハックマン。 世間ではこいつを俺の本名というのだろうが俺の本質はテレビゲームのキャラクターと同じだ プレイヤーが思いついた名前を付け、操作する 俺の意思とは関係なく、依頼(クエスト)やら調教(レベル上げ)やらこなさせる。 同じ事を俺の生みの親はやっていたPLAYER@みみぴい:そうだよ。聖杯戦争。 そいつを勝ち抜くために親(プレイヤー)は俺のレベルを上げた 実戦経験がある分ちょいとした雑魚戦では困らない。 だが、キャラクターとして意思がある分。この状況はなまじ退屈だ 長い間名付けられた名前。役どころ。リュナス・ハックマンとして動いてやったが そろそろ俺もコントローラーを握りたい。人形(キャラクター)は退屈だPLAYER@みみぴい:そんなときにようやく知らせが舞い込んだんだ。 待ちに待った新作。聖杯戦争開催の吉報。 スマホの画面からクソ程胡散臭い司会者が、テンプレ的に、バトルロワイヤル形式の内容を告げる。PLAYER@みみぴい:心が躍った。ようやく俺もプレイヤーとして自分(キャラクター)を操作できる。 ようやくクソゲーの中でぼんやり指示を待つだけじゃなくなる。 コントローラーがこの手に渡るんだ。PLAYER@みみぴい:御託やnpcの名前はこの際どうでもいい。 重要なのは俺に参加権があるってことだ。用済みになったそれの電源を切る。 それをポケットに入れて一人ほくそ笑む。 聖杯(トロフィー)は自分のために使おう。 制約通り家に収める必要はない 暇つぶしにやっていた過去のゲーム達。さようなら 正義の勇者、伝説の傭兵、優しい魔王。そんなものは飽き飽きだ 選手交代だろ。この時まで散々待たせやがって。 次は俺の番だ。さあよこせ。PLAYER@みみぴい:血濡れの手の甲に浮かんだ令呪に全身が総毛立つ。 目の前の白い獣は俺の最初で最後の武器だ。 「せっかくだからラスボスになろうぜ。ヤギ」 「メェェー」PLAYER@みみぴい:さあ新作の登場だ。電源を入れタイトルロゴの挿入を待つ。 名前をいれてください?ははは。aaaaでもあああああでも何でも構わないさ。 俺はプレイヤー。ゲームスタートだ 零史@エルトラスト:【エルトラスト・OP】零史@エルトラスト:「聖杯戦争。このような物を主はお許しになったのでしょうか」 「わからない。でも、貴方がそう仰るなら、この戦いは無意味なのでしょう」零史@エルトラスト:——さて、ひとつ僕の話をしよう。零史@エルトラスト:ホムンクルスをご存じだろうか? 詳細は省くが、まあ所謂人造人間だ。 魔術師なら誰でも持っているかもしれないし、いるかもしれない。 そんな中の戦闘用ホムンクルスの1体。それが僕だった。零史@エルトラスト:マスターは僕に戦えという。その為に生まれたのだという。 でも、僕は自由が欲しかった。 人になりたかったんだ。零史@エルトラスト:聖杯戦争が始まり、僕のマスターは僕を戦場に出した。零史@エルトラスト:客を喜ばせる仮初のマスターとして。零史@エルトラスト:教わった通りに召喚されたサーヴァントは、いや、彼女は…… 「もう大丈夫、貴方に救いがあらん事を」 僕にとっての、神様だった。零史@エルトラスト:もうマスターなんて知った事か。 貴方とともに戦おう。 貴方とともに生きよう。 それが僕の望みなのだから。 葵@RE=IN:【久我原 葵・オープニング】 聖杯戦争——万能の願望器を巡る殺し合いに私が参加したのは、なんてことの無い使命感だった。 久我原が治めるこの土地で、勝手に魔術儀式を開催し、あまつさえそれを見世物にする。……到底許しておけるものではない。 可能な限り迅速に、そして確実に、聖杯戦争を終結させる。何としても…どんな手を使ってでも。 「……信じていますよ。貴方と一緒になら、この聖杯戦争を終結させられると」 「任せてくれ、マスター。僕の全てで君を勝利に導こう」 ええ、それでは…… 「さぁ、聖杯戦争を終わらせましょう。何としても守りますよ、この地を……!」 できるなら、何事もなく終わってくれればいいけれど……。 最初|次→ 1日目|01SB聖杯戦争OP |01メイン |0101教会 |0101住宅街 |0101霊地| 2日目 |0102教会 |0102住宅街 |0102霊地| 3日目|0103教会 |0103霊地| ※申し訳ない、この日だけログ保存形式を間違えたため記事内にリンクがありません…! 4日目 |0104学園 |0104住宅街| 5日目|0105学園 |0105霊地| 6日目|0106住宅街| 7日目|0107霊地| 8日目|0108教会| 9日目|0109霊地 |0109教会| 10日目(最終日) |0110霊地 |01SB聖杯戦争ED |01ネタバラシ回|
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トニー@GM:【OP】 K市内霊地にある寺社内。 「………さて、ある程度集まったようなのでまず自己紹介から始めよう」トニー@GM:「某は大岡忠相と申す者。此度の聖杯戦争においてルーラーの役目を承った」 「この身はこの土地の管理者である豊川 典善(トヨカワ テンゼン)殿からお借受けして現界しておる次第」トニー@GM:「すでに終わった話ゆえあまり詳しくは話さぬが、此度の聖杯戦争の発端は、このK市にて擬似的な聖杯戦争をとして戦火を起こし、それによって死した者の命を生贄に捧げることで願いを叶えようとする不埒者によるものだ」 「しかしその企ては典善殿とその臣下たちによってすでに打ち砕かれ、下手人ももうこの世にはおらぬ」トニー@GM:「が、その不埒者共は死の直前、苦し紛れに儀式を強行しおった」トニー@GM:「幸い土地の民には被害はなかったが、通常の聖杯戦争として機能してしまった」 「そして中止させることも叶わずお主らのように契約を果たし、参加者が出てしまった。それも7組、すべてだ」トニー@GM:「某や典善殿の臣下たちがお主らすべてを討ち果たせれば何も問題はないのだが、彼らは不埒者の誅伐で傷つき戦える状態ではなく、某は見ての通りの老骨ゆえそれも叶わぬ」 「であれば、お主らには通常通り、密かに速やかに聖杯戦争を行い終えてもらうのが一番だ」トニー@GM:「土地の民に被害を出さず、早々に決着をつけるがいい」 「そうすれば某も邪魔はせぬ」トニー@GM:「ゆめゆめ忘れることなかれ。話は以上だ、各々願いのために戦われよ」トニー@GM:【オープニング】 私は、魔術師の家に生まれて、魔法は少しだけ使える。 使えるけどそんなに才能はないらしい。 兄さまや姉さまはバンバン使えるのに。あーあ。つまんない。 でも、そんな私でも活かせる生き方があったの。トニー@GM:それが、正義の味方。 かっこいいし、世の為人の為になるいい事だ。トニー@GM:それに先生が言ってたんだ。 「君の願いは、必ず世界の、人の為になる」って。 だから私は、皆が笑って暮らせる世の中を作りたい!トニー@GM: ――あの日、有栖が歩くその後ろには、まるでこの世の終わりを告げるかのような、気が狂うような何が歩いていた。 ……ああ、畜生。まるで意味のわからない歌まで聞こえてくる。あの子は…妹は一体…!?--トニー@GM: ねえ?今、君は笑ってる?RE=IN@定晴:【OP】 両親の愛に疑問を持ったのは、いつの頃だろうか。 少なくとも、小学生の頃には「周りと違う」と気付いていたと思う。 遊園地に連れて行ってもらった、一緒にキャンプをした、誕生日を祝ってもらった……同級生たちの何気ない話に、俺はついていけなかった。 遊園地はどんな所なんだろう、キャンプって楽しいのかな、誕生日ってプレゼントをもらえる日なんだ。一つ知るたびに、俺は……いや、俺の家が周りと違うことを自覚していった。 実家と他所の「家族」の温度差に気付いてからというものの、両親に対する「愛してほしい」という気持ちは日に日に膨れ上がっていった。そして同時に、両親が俺を“後継者”として見ていない事への確信もまた高まっていった。 だが、それでいい。 俺は覚えている。後継者として一つ術を覚える度に、普段は必要なことしか話さない両親が一度だけ言ってくれる「よくやった」という声を。 その一言が、何よりも嬉しかった。 両親にとっては意味のない一言だとしても、俺にはそれが何よりも尊い親子の繋がりに思えたんだ。 だから……父さん、母さん。 俺は聖杯を取る。そして、聖杯を手にした暁には——— 「よくやった」と、言ってくれ。RE=IN@定晴:〆???@ゼロサキ:OP???@ゼロサキ:そこはきっと地獄と表現するに適した場所だろう。 床には大量の死体が散らばっている。どの死体にも顔には絶望が張り付いている。 ぱっと見るだけで死因の判断は難しいが、半数以上が干乾びて死んでいる。 そんな部屋の中心で男が一人、椅子に座り苦しんでいた。 ???「があああああああああああああああああああああああああああああ!」 それはまるで、体中を裂かれるような、悪夢のような声だった。そんな部屋に別の男が入ってくる。 ???2「おやおや?酷い声だ。まぁ、その体ならしょうがないのでしょうが。」 ???「ハ・・・ザマぁ・・・この塵が・・・何故貴様風情がこの俺を見下している・・・そんなに死にたいかぁ!」 ハザマ「いえいえそんなぁ!私はあなたを尊敬していますよ?そんな体でなお、根性で生きているあなたを・・・」 ハザマ「だからこそ、こうやって薬を持ってきて上げたんじゃないですか。」 ハザマの後ろには大量の人間がいた。性別や年齢に統一性はない。あえて言うなら皆健康そうだろうか? 「いやだぁ!」「助けてくれ!金なら払う!」「やめて、お腹に子供がいるの!」「おかーさーん!」 皆が思い思いに悲鳴を上げている。床の死体が・・・自分たちのこれからを暗示しているのがわかるのだ。 ???「ふん・・・確かに・・・それだけあれば暫く足りるだろう・・・さぁ俺の為に死ね塵共!お前らの価値などそれ以外にない!」???@ゼロサキ:そのすぐ後に、助けを求める声は絶叫に変わった・・・ 「あああああああああああああ!」「痛い痛い痛いいいいいいい!」「ぎゃああああああああああああ!」 そんな声が暫く響いた後・・・そこには大量の干乾びた死体と二人の男が残っていた。 ???「ふん、こんなものか。価値の塵共が。ハザマ、貴様ももう少しまともな物を持ってこい。無能が」 ハザマ「いやー、すいません。その代りと言ってはなんですが、いい情報も持ってきたんですよ?柊聖十郎さん?」 柊「ふん、どうせ近く開催される聖杯戦争についてだろうが。」 ハザマ「おや、知ってました?最初は私が行こうと思っていたんですが・・・行くのでしょう?」 柊「当然だ。あれならば俺の体も治せる可能性がある。ちょうど、それなりに喰いでのある塵も居そうだ。ちょうどいい」 ハザマ「ならば見学いたしましょう。精々楽しい劇を期待していますよ?」 柊「ふん、貴様らを楽しませる気などない。早く消えろ!」 ハザマ「ふふ・・・ではよい惨劇を、生きていたらまた会いましょう。」 ハザマが消える。その部屋には柊聖十郎が一人きり 柊「ふん、あの塵共も体が治れば皆殺しにしてやる・・・精々無様に足掻き、死ねよ塵共!俺の為になぁ!」 柊聖十郎 ???参戦たかみち@ニノマエ:——生まれた時代を間違えた、と誰しもに言われる。 それでも良いという奇特な女もいたが、今はもう墓の下。 只朽ちるのを待つだけの日々の中、彼は唐突に訪れた。 突然現れた左手の紋様、調べるとすぐにわかった聖杯戦争とかいう眉唾物、無聊の慰めにと行った儀式。 良く通る声で自身の名を述べた彼は一言言った。 「余を名に恥じぬ刀に鍛え上げてみせよ」たかみち@ニノマエ:…なんたる時代錯誤、なんたる荒唐無稽、なんたる高揚感。 彼からこの戦争の詳細を聞きながら、燻っていた思いが息を吹き返してきているのを感じる。 訝しげに、しかしどこか楽しげにこちらを見る「弟子」を見て、自分が笑んでいることに気づく。たかみち@ニノマエ:試合でも手合せでもない。 ……戦が、あるのだ。バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん:某所、間桐家。朝の早くから、その玄関はダイナミックエントリーされた。バーサーク雁夜おじさん:「じじい! じじい! 見つけたぞじじい! 寄越せ! 寄越すんだ! その腕を寄越すんだ!」 「ファ? な、何じゃ雁夜急に帰ってきて……っていたたたたたたたたた何するんじゃアームロックはやめんか!!!」 「じじい! 腕を寄越すんだ! あっ! じじい! その令呪のつく腕を寄越すんだ! じじい! じじい! あっ! その令呪を腕に寄越すんだ! じじいを寄越して令呪にするんだ! あっじじい! 令呪を寄越してじじいにするんだ! じじい! じじい! あっその腕をじじいにするんだ! 腕がじじいでじじいが腕で令呪のじじい! あっじじいあっ! 令呪を持って命ずる自害しろじじい!」 「いやお前何言っていだだだだだだだだだもげる腕がもげるやめろめろめろもげるめろ!!! やめろっつってんだろこのバカ息子!」バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん:~少々お待ちください~バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん:「はあ……はあ……で、お、お前は聖杯戦争に参加すると? 本気か? 一流の魔術師さえ命をかける戦場にお前のような魔術を電源としか思ってない輩が入ったところで死ぬだけじゃぞ」 息を荒げているのは間桐臓硯。 この家の家主であり魔術師、小さい頃の渾名は昆虫博士、最近ではムシキングに興味津々の500歳である。 自称聖杯戦争のベテランである彼はトチ狂ったとしか思えないバカ息子を諭そうとする。バーサーク雁夜おじさん:「大丈夫、俺のバーサーカーは最強なんだ!!!(集中線)」 だがこの男、人の話を聞きやしない。元々自由人だったが一体何があったのか、じじいは困惑するしかない。 「え、何こいつ。何でバーサーカー召喚するのが確定してるんじゃ。よりによって死ぬ程扱いにくいクラスを、まあ専用呪文あるけど……」 「いらない」 「ファ?」バーサーク雁夜おじさん:「令呪だけ寄越せ。この俺が召喚するんだから触媒なんてなくても出てくるのはバーサーカーで、ランスロットで、最強なんだよおーーー!!!」 そういって、おじさんはじじいの手元にあった包をひったくり走り出した。 「あっこら! わしはまだ認めておらんぞ! ひみつ道具令呪剥がすくんで剥がした令呪を勝手に持って行くな! つーか何でお前入れた覚えのないうちの地下への道を知っとるんじゃ! 待ちやがれこのカス! ぶっ殺すぞ!!!」バーサーク雁夜おじさん:「ヒィヤーハア!!! スペシャルで、三千回で、模擬戦なんだよお!!!」 「コーラサワー乙! 別に不死身でも何でもねえからなお前人の話を聞かんか!! アー! 扉を蹴破るなわしの工房じゃぞ!!!」 じじいも懸命に追い縋るが、元ルポライター現ニートの健脚は強化魔術による追随を許さない。虫をけしかけても撃ち落とされる。何だコイツ。バーサーク雁夜おじさん:そして500年前から刻みっぱなしのザルセキュリティな召喚陣にたどり着いてしまったおじさんは、跳躍からのカッコイイポーズで叫ぶ。 「祖に銀と鉄と俺とバーサーカーと最強と(集中線)で来たれ天秤のサスケェ! お前がオレオで俺が最強のアロンダイトォ!」 「英霊召喚馬鹿にすんな!」バーサーク雁夜おじさん:だがしかし、召喚陣は眩い光を放ってしまうのである。 「ウッソじゃろおいこれ……」 「よっしゃキター!!!!!!」 もうすでにいろいろと死にそうな顔をしているじじいと喜色満面なおじさん。 そして、奴は現れた。紫の甲冑を狂気に染め上げ、染め、染め上げ……?バーサーク雁夜おじさん:「サーヴァント、バーサーカー。召喚に応じ……って、おや? 狂化は???」 「俺のバーサーカーは最強なんだ!(集中線)」 「えっ」 そうして、おじさんの聖杯戦争もとい、天下一サーヴァント武道会が幕を開けるのであった。バーサーク雁夜おじさん:@辿条@御来屋:-御来屋椿 オープニング-辿条@御来屋:そして、僕の願いは叶った。辿条@御来屋:名も知らぬ男の為と、由緒正しき血筋の為にと望まぬ 教育 を受けていた。 折檻の最中に使い物にならなくなった左腕は無機質なつくりものに挿げ替えられ、潰れた左の眼は硝子玉のような冷たい感触を埋め込まれていた。 月を見上げる。僕は願う。月光に照らされて血肉の通わぬ左腕が金属の光沢を映した。辿条@御来屋:自由が欲しい。 そして、僕の願いは叶った。辿条@御来屋:「出来るだけ、あの家から。あの座敷牢から。遠くへ、遠くへ、何処か、遠い場所へ。」 「それはあのおそらよりとおいところ?」 「そうだね。もっと、ずっと、遠くだ。流れ星のやうに、彗星が如く。」 「わかったよ!もっと、ずっと、とおく!いっしょに!」 「そうだね。一緒に。」辿条@御来屋:僕は感謝せねばなるまい。聖杯などと言う願望器に縋るまでも無く、僕の自由は手に入った。 目の前が明るい。真黒の装束は赤を吸い込み、尚も昏く輝いてゐた。辿条@御来屋:「お前さま、是から如何しやうか。何か、ねがいごとなど、無いか。」 「おねがいごと?」 「そう。」 「わたし、ますたーと、ずうっといっしょにいたいです!」 「そうか。」辿条@御来屋: 小さな体を抱き締めた。嗚呼。 僕達の願いはほんのささやかなもの。 そして、僕の、願いは叶った。辿条@御来屋: 「月が綺麗だな。」 「ほんとうだ!きょうはまんげつなんですね、ますたー!」 まるで届きやしない場所で、月が輝いている。辿条@御来屋:〆。みみぴい@らぶか:ワタシ、夢実乃らぶか17歳。オカ研部長ただいま青春真っただ中!みみぴい@らぶか:部室の神棚から怪しい本を見つけたんだけどそれが聖杯戦争へのカギだったからさあ大変!!みみぴい@らぶか:アーチャーを名乗る外人のイケメンが現れたけどワタシには去年卒業した想い人の先輩がいるのみみぴい@らぶか:かなえてこの想いとどけmyラブみみぴい@らぶか:え?この戦争を勝ち抜いて先輩と両想いになるのかって?みみぴい@らぶか:ちっげぇーよ!!そっちはサーヴァントのお前が叶えんだよ、その弓矢は飾りか!みみぴい@らぶか:ワタシは聖杯を使って大学に進学すんの!みみぴい@らぶか:ライバル達をぷちっと退けてワタシ程度のアリンコ偏差値で行けるわけもない某有名大学に聖杯の力で合格するんだよぉぉぉぉーーーッッ!!!みみぴい@らぶか:まっててねー先っ輩ー!!みみぴい@らぶか:おわり 最初|次→ 1日目 |02KK聖杯戦争OP|02メイン |0201霊地 |0201学園| 2日目 |0202海岸 |0202学園| 3日目 |0203霊地| 4日目 |0204霊地|0204霊地02 |0204霊地03 |0204霊地04 |0204霊地05| 5日目(最終日) |0205霊地 |02聖杯戦争ED |02ネタバラシ回|